テロの脅威に備え140人が連携確認 陸上自衛隊と県警が共同訓練《長崎》
テロの脅威に備えて、連携を確認しました。
武装した工作員の上陸を想定した陸上自衛隊と警察の共同訓練が1日、行われました。
「ただいまから自衛隊活動地域への緊急輸送を実施します」
訓練は武装した工作員が上陸し、警察だけでは対処できないとして、自衛隊が「治安出動」したという想定です。陸上自衛隊第16普通科連隊と県警の機動隊員ら、あわせておよそ140人が参加しました。
工作員がいる現場へ自衛隊員を輸送する訓練では、パトカーが自衛隊の車両を誘導する手順を確認しました。
(陸上自衛隊第16普通科連隊 木村 宗樹 第1中隊長)
「様々な事態が想定されるので、対応できるよう訓練を通じ練度を向上していきたい」
(県警機動隊 中田 基 中隊長)
「国民の安全を守るという目的を共有し、互いの任務を遂行することが重要」
1日は、銃などの武器を持つ工作員の制圧訓練なども非公開で実施したということです。