平和の大切さ 継承も…長崎市で親子で平和について考える交流会開催 被爆者の紙芝居も披露《長崎》
親子が被爆体験の紙芝居などを通して平和について考える交流会が15日、長崎市で開かれました。
(話し合い)
「ヨモギは食べてそう。どうやって食べれそう」
ヨモギに、サツマイモ、戦時中、人々がどのような食事をしていたか考えます。
交流会は平和の大切さや継承について考えてもらおうと生活協同組合「ララコープ」が毎年開いていて15日は、親子と活水高校の平和学習部の生徒が参加しました。
長崎市の被爆者三田村 静子さん 82歳は30年以上、原爆の紙芝居を読み聞かせる活動を続けています。
(被爆者 三田村 静子さん)
「運動場一面に人間がまかれているみたい。運動場の土が見えないくらい人が倒れていた」
(参加した親子)
「どういう状況だったというのを紙芝居で聞けてよかった。まず子どもたちに伝えられることは伝えていきたい」
「ほかの国でも(戦争を)まだやっているから今すぐにやめるべき」
生協では、79年目の原爆の日にあわせ爆心地公園などを巡ったり、被爆者の証言を聞いたりするイベントを予定しています。