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“両校優勝”長崎南山と長崎北陽台 高校ラグビー県大会決勝 花園切符は長崎南山に《長崎》

2023年11月23日 20:38
“両校優勝”長崎南山と長崎北陽台 高校ラグビー県大会決勝 花園切符は長崎南山に《長崎》

全国高校ラグビー県大会は23日、決勝戦が行われ、長崎南山と長崎北陽台が対戦しました。

新人大会、7人制、高総体と今年の県大会3冠の長崎南山と、6年連続の花園出場を目指す長崎北陽台の対戦となった決勝。

前半4分、先制したのは北陽台でした。ゴール前のラックから久保選手が左中間に飛び込みトライ。

北陽台は前半8分にもディフェンスの隙を突いて攻め、リードを広げます。

追う南山は前半14分、相手のディフェンスをかわし、ゴール近くまで攻め込み初トライ。7点差としますが、北陽台は21分、得意のモールで押し込んでトライを決め、さらに24分、北陽台がリードを広げます。

しかし、南山も27分に小川選手のトライで食い下がり、14点差で前半を折り返します。

後半、南山が猛攻を仕掛けます。

3分、スクラムハーフの山下選手が右側のスペースを突き、最後はウイングの山下選手。難しいコンバージョンキックも決め、1トライ1ゴール差につめよる南山。

9分にはスクラムハーフの山下選手がパスを出すと見せかけ、自ら飛び込む技ありのトライ。自らゴールも決め、同点に追いつきます。

そのまま試合は動かず、ノーサイド。12年ぶりの“両校優勝”となりました。

両校ともトライ、ゴール数が並んだため、花園の切符の行方は抽選に。その結果、長崎南山が3年ぶりの花園の切符を手にしました。

全国大会は来月27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕します。

(長崎南山 山下 蓮主将)
「絶対に花園に行けると思って、抽選に臨んだ。新人大会はベスト16だったので、ベスト8に入れるように頑張る」

(長崎南山 本山 佳龍選手)
「南山ラグビーの名を全国にとどろかせたい」