子どもたちにプレゼントも 「第三の居場所」ではじめてのクリスマス会 お金の大切さも学ぶ《長崎》
不登校やひとり親家庭の子どもたちを支援する雲仙市の施設でクリスマス会が行われました。子どもたちはゲームで、お金の大切さについても学びました。
クリスマス音楽を演奏するのはプロの音楽家。
招かれたのは子どもたちです。
雲仙市千々石町にあるメットライフ財団支援「らたん」。
不登校やひとり親家庭の子どもの孤立化を防ぐ「第三の居場所」として、今年3月に開所し、子どもたちが放課後などの時間に過ごしています。
開所以来初めての「クリスマス会」が行われ、日頃利用している子どもたちなどおよそ30人が参加しました。
会のプログラムの1つは、「お仕事ゲーム」
いくつかの職業からやってみたい仕事を選びます。
そして
その仕事ぶりに見合った給料を受け取ります。
その後は、買い物です。
お金を稼ぐ、使うなどの体験を通して、お金に対する知識や判断力を養うことにつなげます。
参加した 子ども「お金(を使う)とかいろいろ選ぶのが楽しかった」
「仕事を選ぶこと。楽しかった。(学んだのは)計画的に使う」
メットライフ生命 福島太郎 執行役専務
「このプログラムは長崎でも初めての取り組みで、お金の使い方を楽しく勉強する。そのあと音楽鑑賞、プレゼントという形で子どもたちがこの会に来れてよかった、学べるものもあったと思ってもらえたら大成功だと思う」
会の最後には、サンタクロースから一人一人にプレゼントが贈られ、子どもたちは一足早いクリスマスを楽しんでいました。