「エンジンがかからなくなった」壱岐沖で九州郵船の旅客船エンジン故障 乗客乗員52人ケガなし 《長崎》
12日朝、対馬から壱岐に向かっていた旅客船でエンジンが故障し、一時、海上で漂流するトラブルが発生しました。
一時、航行不能となっていたのは、対馬・厳原港と博多港を結ぶ九州郵船のジェットフォイル「ヴィーナス2」です。
12日午前8時20分頃、壱岐市芦辺町の北およそ1.3キロの海上で「エンジンがかからなくなった。南に流されている」と海上保安部に通報がありました。
海上保安部の巡視船などが救助に向かいましたが、九州郵船などによりますと、エンジンが復旧し、予定のおよそ2時間後の午前10時20分頃、自力で壱岐・芦辺港に入港しました。
乗客乗員あわせて52人に体調不良やケガはなく、全員が芦辺港で下船したということです。