“自分や人を幸せに導くよう努めて”「佐世保高1同級生殺害」10年を前に学校で追悼集会《長崎》
佐世保市で高校1年の女子生徒が同級生に殺害された事件から10年になるのを前に、加害少女と被害少女が通っていた学校で、追悼の集会が開かれました。
(校長講話)
「間もなくあの悲しい事件から10年になります。2度と同じようなことが起きないよう、誓いを新たにしたい」
全校集会では、校長が生徒に命の大切さや、他人を尊重することの重要性を伝えました。
事件は10年前の2014年7月26日、当時15歳の加害少女が同級生の少女を殺害したとして、医療少年院に送致されました。
校長は講話で「自分やほかの人を幸せに導くよう、努めてほしい」と呼びかけましたが、事件の詳細に触れることはありませんでした。
生徒たちは講話の後、全員で黙とうをささげ、被害生徒のめい福を祈りました。