地上5階建て 環境に配慮し市民サービスの向上を「大村市役所新庁舎」基本設計案を公表《長崎》
大村市は、現在の市民プールの場所で建設を計画している市役所の新庁舎の基本設計案を公表しました。
地上5階建ての大村市役所の新しい庁舎。
プレートが積み重なった様子は、まちの歴史や生活文化の重なりを表したデザインとなっています。
基本設計案は、20日に開かれた市議会の全員協議会で初めて示されました。
建設が計画されているのは、現在の庁舎から北西に約3キロ離れた森園町の市民プールの場所です。
窓口部門は低層階に集約し、駐車場も195台分確保して市民サービスの向上を図るほか、省エネルギー機器を導入して環境に配慮します。
事業費は約179億円で、資材費や人件費の高騰によって基本計画の策定時点と比べ、約45億円増加しています。
建設工事は、市民プール解体後の再来年度に始まり、供用開始は2028年度を予定しています。