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【生出演】V・長崎OB 前田悠佑さんに聞く 今シーズンの強さの理由とは?レジェンドマッチも《長崎》

2024年7月6日 7:00
【生出演】V・長崎OB 前田悠佑さんに聞く 今シーズンの強さの理由とは?レジェンドマッチも《長崎》

(佐藤 肖嗣アナウンサー)
今日はスタジオにゲストをお迎えしております。

V・ファーレン長崎のOBで、現在はクラブの普及インストラクターを務めている 前田悠佑さんです。

(佐藤アナ)
チームは今、単独首位、第3節から、20戦負けなし。クラブの一員、スタッフとしていかがですか。

(前田 悠佑さん)
歴史をどんどん塗り替えていってほしいと思います。

「24試合負けなし」が J2のリーグ記録だと思うので、そこを越えてほしいと思います。

(佐藤 肖嗣アナ)
あと4つですね。できるんじゃないかと思いますが、そのV・ファーレン長崎の新たな本拠地となる長崎スタジアムシティは開業まで101日です。

きょうは長崎市にカウントダウンボードが設置されました。

(桒畑 笑莉奈アナウンサー)
長崎市役所に集まったのは、中央保育所の園児17人。

そしてV・ファーレン長崎のクラブマスコット「ヴィヴィくん」と、長崎ヴェルカの「ルカ」です。

カウントダウンボードは、長崎スタジアムシティの開業まで6日で100日となるのに合わせ、市民とともに機運を高めていきたいと設置されました。

今年10月14日に開業を迎えるスタジアムシティ。全体の工事の進捗率は96.1%となっています。

V・ファーレン長崎の新たな本拠地となる「ピーススタジアム」は、観客席からピッチまでが日本一近いのが売りです。

すでに工事はほとんど終わっていて、現在は点検などを行っている段階だということです。

(佐藤アナ)
完成していく様を見ると本当にわくわくしますが、前田さんは最近、スタジアムに行てないそうですね。

(前田 悠佑さん)
最後行ったときは芝がまだ貼られてない状態でした。今ちょっと見えましたが、わくわくしますね。あそこでプレーしたいなと思いますよね。

(佐藤アナ)
観客席とピッチが一番近いですしね。

(前田 悠佑さん)
5メートルですからね。

(佐藤アナ)
本当に楽しみです。前田さんにお越しいただいたので、チームのことを少し伺っていこうかと思います。

20試合負けなしとなっていますが、今シーズン中、負けなし更新のきっかけとなったゲーム、前田さんの印象に残っているゲームはどのゲームですか。

(前田 悠佑さん)
僕は、3月のルヴァンカップの愛媛FC戦。点の取り合いになった試合ですね。

この試合前にリーグ戦でベガルタ仙台に負けていたんですが、リーグ戦ではないにしろ、愛媛に勝ち切ったっていうのが、この負けなしに繋がっていると思います。

(佐藤アナ)
愛媛FC戦で活躍したマテウス・ジェズス選手は、この試合からさらに調子を伸ばされましたイメージもありましたが。

(前田 悠佑さん)
そうなんです。ここから何か吹っ切れた感じも出ました。ここで得点を取ったことで、その後の得点の量産に繋がったんじゃないかと思います。

(佐藤アナ)
「得点」という意味でいうと、昨シーズンはフアンマ選手が抜け出していました。

今シーズンは現段階でトップ10の中に「エジガル・ジュニオ」「マテウス・ジェズス」「フアンマ・デルガド」。3人の選手が入っている。この状況はどうでしょう。

(前田 悠佑さん)
歴代の昇格するチームを見ても、2~3人上位に得点を取れる選手がいる。そのようなチームは強いですし、長崎にとって非常に強みになっていると思います。

(佐藤アナ)
マテウス選手のシュートは、アクロバティックですよね。

(前田 悠佑さん)
(相手も)あんなプレーをしてくるって思わないので、守る側としては守りづらいですよね。

(佐藤アナ)
今シーズンはインパクトメンバーの中に、フアンマ選手がいる。

(前田 悠佑さん)
贅沢ですよね。相手も嫌ですよ。後半からフアンマ選手が出てくると。

(佐藤アナ)
その「得点」部分をデータで見ていこうと思います。

(青木 雄大アナウンサー)
まず得点ですが、リーグのトップタイです。そして失点は4番目に少なく、得失点差は2番目に多いということになっています。

前田さん。これは数値的に考えられる特徴どんなところがありそうですか。

(前田 悠佑さん)
守備が堅いというのが、今のチームの強みになってると思います。

なおかつ、得点を取れる選手が上位に3名いるので、非常に今バランスもいいですし長崎の強みになっていることが、数字にも表れてますよね。

(青木アナ)
6日は、16位のロアッソ熊本とのカードが組まれています。

前半戦の4月の対戦では、4対3と点の取り合いとなっていました。熊本に対してはどんな印象をお持ちですか。

(前田 悠佑さん)
熊本は若い選手が多いですし、運動量も多いチームだと思います。

やはり勢いに乗らせないというのが大事になってくると。先制点を取ることができれば、優位に試合が進められるんじゃないかと思います。

(桒畑アナ)
熊本は前節、愛媛FCに4対0で快勝していますが、試合のポイントはどんなところでしょうか。

(前田 悠佑さん)
熊本は先制点を取られるのが特に嫌だと思います。

長崎が先に点を取れば、負ける確率というのは低いと思います。

(佐藤アナ)
九州ダービーはちょっと雰囲気も違いますし、もしかしたら6日も点の取り合いが展開されるのかなという気もしますが。

(桒畑アナ)
6日は「スタジアム満員プロジェクト」として、様々なイベントも予定されているんですよね。

(前田 悠佑さん)
ひとつは「レジェンドマッチ」です。OBとしては非常にありがたいイベント。

いろんな選手が来て、ポスターの写真とはちょっと違う風貌になったOBもいるかと思いますが。

(佐藤アナ)
全員で15人。すごいことですよね。

(前田 悠佑さん)
プラス、高木監督も。一緒にプレーしたことないOBもいるんですよ。ここで初めて(一緒に)プレーしますが、そういうのもサッカーが繋げてくれた縁だと思う。

(佐藤アナ)
お聞きしたところによると、皆さんが在籍していた当時のユニフォームを着られると聞いています。

(前田 悠佑さん)
そうですね。その予定にしているので楽しみにしていただければ。

(佐藤アナ)
しかも、それをTシャツしたものがプレゼントされる企画もある。

(前田 悠佑さん)
そうなんです。チケットを購入した人にはなるんですけども、スタジアムに来てくれた人にどれが当たるか分からないけれど、ユニフォームをプレゼントするという企画もやってます。

(佐藤アナ)
楽しみですね。他には何がありますか。

(前田 悠佑さん)
暑いですし、アイスが無料サンプリングで配られます。熱中症予防になるかどうか分からないですけど、それで少し冷やしてもらえたら。

(佐藤アナ)
レジェンドマッチは、レジェンドの中でも前田さんはレジェンドの中のレジェンドだと思います。2017年の11月11日の、あのゲームの “あのシーン” は忘れられません。

後半の28分、(前田選手の)シュートでJ1昇格が決まったんですから。

(前田 悠佑さん)
次、3点目を取ったんですけどね。これで2対1にできたっていうのは非常に良かったです。私シュートうまかった。こんないいシュートを打ったことなかったですからね。

(佐藤アナ)
いやでもこのシーンというか、この感動の気持ちとみんなが喜ぶシーンが今年見られるチャンスなんじゃないかと思うんですよ。

(前田 悠佑さん)
昇格できる可能性は高いと思います。

(佐藤アナ)
7年ぶりの「J1」を目指して今、リーグの半分を過ぎたところですが、今後の展望はどうでしょうか。

(前田 悠佑さん)
ただ、見ている人にとっては、“昇格できるんじゃないか”という思いは強いと思いますが、まだまだリーグは続きます。

選手も油断している選手はいないので、一戦、一戦、気持ちを引き締めて戦うことが大事なんじゃないかと思います。

(佐藤アナ)
そうですね。ちょっと戻りますが、レジェンドマッチでいうと諫早の「トランスコスモススタジアム」で試合ができるという意味も、本拠地が変わりますし。

(前田 悠佑さん)
最後ですからね。トラスタで思い出のある試合をしたOBもたくさんいると思うので、その辺りも思い出しながら、振り返りながらピッチで思う存分走れる…。か、どうか分からない。ケガしない程度に、動き回ってほしいなと。はい。

(佐藤アナ)
そのレジェンドマッチですが、6日の午後4時にキックオフ予定です。

そしてリーグ戦 第23節、ロアッソ熊本戦が午後7時キックオフ。どちらもトラスタです。

最後にファンサポーターや県民の皆さんに、ひと言お願いします。

(前田 悠佑さん)
6日は、暑くなる予報もあります。熱中症対策をしっかりとしてスタジアムに足を運んでいただきたいなと思います。1万6000人の来場予測にはなってますけども、満員までにはまだまだ埋めることができますので、ぜひたくさんの方々に来ていただいて、OBとで現選手を応援していただけたらなと思います。

(佐藤アナ)
6日のホーム戦を前に、V・ファーレン長崎普及インストラクター、前田悠佑さんにお越しいただきお話を伺いました。前田さんありがとうございました。

(前田 悠佑さん)
ありがとうございました。