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【山陰への影響は?】日本銀行が発表したマイナス金利の解除で住宅ローンや預金金利は?

2024年3月27日 18:10
【山陰への影響は?】日本銀行が発表したマイナス金利の解除で住宅ローンや預金金利は?

3月19日、日本銀行が発表したマイナス金利の解除。今回の政策転換による山陰への影響を取材しました。

日本銀行 植田和男 総裁
「マイナス金利政策といった大規模な金融緩和政策は、その役割を果たしたと考えています」

マイナス金利政策は、金融機関が日銀に預ける預金の一部に、マイナス0.1%の金利をつけるというもの。預金すれば損する仕組みで、金融機関が世間にお金を回し、デフレ脱却を狙いました。そして今回、賃金と物価の上昇の見込みが強まったとして、日銀はマイナス金利を解除しました。

これを受けて、山陰にある鳥取銀行と山陰合同銀行は、いずれも17年ぶりに普通預金の金利を引き上げ。両銀行ともマイナス金利政策の解除とメガバンクが金利の引き上げを発表するなど、市場金利の動向を確認しながら引き上げを行ったということです。

今回の政策転換による街の人たちはー。

街の人
「自分自身に直接すごい影響があるわけではなさそうなんですけど」

Q.影響がありそうなことって何かありますか?
「やっぱり住宅ローンですかね。それは気になりますけど、変動(金利)です。なので余計にちょっと不安は感じたっていうの第一印象でしたね」

私たちには、どのような影響があるのでしょうか。鳥取銀行の担当者に聞きました。

■住宅ローンについて

鳥取銀行 個人コンサルティング部 遠藤智之 部長
「マイナス金利の解除というのは、市場も織り込み済みでございまして、急激な変動は考えにくい状況となってます」

住宅ローンを組む際、借入期間中に金利が変わる変動金利と金利を一定にする固定金利の2種類があります。今回の政策転換による影響が考えられるのは、この変動金利ですが、金利の上昇がすぐに返済金額に影響を及ぼすわけではないといいます。

鳥取銀行 個人コンサルティング部 遠藤智之 部長
「金利が上がったとしてもですね、住宅ローンの金利は各金融機関が独自に設定するものでありますので、金利が上がったからといってすぐに上がるというものでもございませんので、そこについては個人のお客さまへの影響は現状は少ないのかなと思います」

■預金金利の引き上げについて

鳥取銀行と山陰合同銀行は、4月1日から、これまで0.001%だった普通預金金利を0.02%に引き上げます。20倍の引き上げです。

鳥取銀行 個人コンサルティング部 遠藤智之 部長
「預金の金利の引き上げに伴いまして、銀行の方がお支払するお利息っていうのは、その分増える形にはなりますけども、今回の金利の引き上げ幅っていうのはやはりまだ、十分ではないという形ですので、影響としては、まだまだ小さいのかなと考えてます」

現状では、大きな影響は考えにくいマイナス金利の解除。今後の動向を見守りながら、自身の対応を検討する必要がありそうです。

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