一度は絶滅…国の特別天然記念物「トキ」のひながふ化 島根県出雲市
国の特別天然記念物「トキ」の繁殖に取り組んでいる島根県出雲市の分散飼育センターで今年初めての“ひな”がふ化しました。
一度は絶滅した日本産のトキ。島根県出雲市のトキ分散飼育センターでは、トキの復活に取り組んでいます。4月19日にふ化したのは、5歳のオスと4歳のメスのペアが産んだ3個の卵のうちの一つです。ふ化した“ひな”は現在、育すう器の中で育てられているということです。
分散飼育センターでは、2008年から繁殖実績があり、これまでに65羽がふ化しそのうち58羽が巣立っています。
今年は3つのペアが合わせて17個の卵を産んでおり、新たなひなの誕生が期待されています。