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「地域と歩む病院運営を」 病院サポーター制度・初代メンバーに認証書を授与 サポーターは外来患者の案内や小児患者への絵本の読み聞かせなどの活動を予定 鳥取県米子市

2023年12月21日 18:10
「地域と歩む病院運営を」 病院サポーター制度・初代メンバーに認証書を授与 サポーターは外来患者の案内や小児患者への絵本の読み聞かせなどの活動を予定 鳥取県米子市

鳥取県米子市にある鳥取大学医学部附属病院では、ボランティアが病院運営に参加する“病院サポーター制度”を導入し、12月21日、認証書の授与式が行われました。

鳥取大学医学部附属病院の運営に参加する病院サポーターの初代メンバーは26人で、21日の認定証・授与式には、そのうち19人が出席しました。授与式では、武中篤病院長が、メンバー1人1人に認証書を手渡していました。

病院サポーターは、一般応募で集まった米子市などに住む20代から70代の人で、中には旅館の女将や裁判所や服飾関係で働く人などさまざまな業種の人がいます。主な活動は、外来患者の案内や小児患者への絵本の読み聞かせ、イベントサポート、広報支援などとなっています。

病院サポーター
「みなさんが気軽に(病院に)入りやすくて心身ともに元気になってくださるようにと参加した」

「遠い所から不安でいらっしゃるので、なんでもお手伝いしますよと声かけをするのがいいと思ってやりがいを感じています」

鳥取大学医学部附属病院 武中篤 病院長
「やはりいろいろな方が(病院を)応援していただくと患者さんの元気にもつながると思いますので、“アワー・ホスピタル”自分たちの地域で自慢できるような病院になりたいと思っています」

病院サポーターの任期は約1年で、鳥取大学医学部附属病院では「今後も多くの人に参加してもらい、より地域と歩む病院運営を目指したい」としています。