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業種や世代を超えた40人で酒米の稲刈り コロナ禍などの困難を乗り越え今年で17年目 オリジナル日本酒として皆生温泉などで販売される予定 鳥取県伯耆町

2024年9月12日 18:14
業種や世代を超えた40人で酒米の稲刈り コロナ禍などの困難を乗り越え今年で17年目 オリジナル日本酒として皆生温泉などで販売される予定 鳥取県伯耆町

鳥取県伯耆町で酒米の稲刈りがにぎやかに行われ、晴天の下、歓声が響きわたりました。

今回行われた稲刈りは、鳥取県米子市の皆生温泉旅館組合が中心となって商品化しているオリジナル日本酒の原料となる酒米づくりの一環として行われました。参加したのは、鳥取県米子市の皆生温泉や鳥取県境港市の酒蔵の関係者など業種や世代を超えた人たち。それに特別に参加した園児など合わせて40人です。

参加者は、今年5月に自分たちで植えた酒米を慣れない手つきながら鎌を使って一生懸命刈り取り、汗を流していました。

地元の園児
「楽しかった」

「簡単に切られた」

「切るのが少しむずかしかった」

皆生温泉旅館組合 河津幸雄 事務局長
「小さいお子さんも一緒にみんなで元気に丹精込めて稲刈りさせていただきました。非常に良い(酒)米が出来たと言っております」

この酒米づくりは、この時期の恒例行事ですが、コロナ禍で3年間は中止されるなどの困難も乗り越えて今年で17年目を迎えます。また毎年、地元のどぶろく上代醸造場の協力の下、実施されていて、就任して今年で3年目となる若い女性社長も参加しました。

どぶろく上代醸造場 遠藤みさと社長
「きれいな水で出来た場所で(収穫される)お米となります。交流もはかれるということもこれから大切にしたい行事です」

9月12日に刈り取られた酒米は、鳥取県境港市にある酒蔵で仕込みが行われ、オリジナル日本酒として皆生温泉などで販売されることになっています。