大阪万博での傘踊りやオイルショック 高度経済成長期の鳥取の1970年代を写真などで振り返る企画展 鳥取県鳥取市
1970年代の鳥取を写真や公文書で振り返る企画展が、鳥取市の公文書館で開かれています。
鳥取県立公文書館では、1970年代の県内の社会や世相を写真などで振り返る企画展が行われています。
高度経済成長の時代、鳥取県内でも博物館などさまざまな施設が建設されました。展示されているものの中には、1972年に開通した鳥取県と島根県を結ぶ境水道大橋の写真や、1970年に開かれた大阪万博の野外ステージで披露された傘踊りの様子も見ることができます。
鳥取県立公文書館 池本美緒 専門員
「1970年代は、高度経済成長の恩恵を受けつつ、オイルショックで転換期となった時代でもあり、今に通ずるようなリサイクルとか、物を大切にしようといった消費者運動の盛んだった時代です。そういったところも写真で読み取れることもありますので、その時代をご存じない方でも新鮮な目で見ていただければ」
会場には、約100点が展示されていて、当時の社会の勢いや空気感が伝わってきます。この1970年代を振り返る企画展は、12月22日まで鳥取県立公文書館で開かれてます。