天皇皇后両陛下、兵庫県に到着 あす「阪神・淡路大震災30年追悼式典」出席
天皇皇后両陛下は17日の「阪神・淡路大震災30年追悼式典」に出席するため、兵庫県に到着されました。
16日午前10時半過ぎに、特別機で羽田空港を出発した天皇皇后両陛下は、正午前、兵庫県の神戸空港に到着し、斎藤元彦県知事らの出迎えを受けられました。
この後、両陛下は神戸市内のホテルに移動し斎藤知事から復興状況などの説明を受けられます。
17日、30年の節目を迎える阪神・淡路大震災は、1995年1月17日国内で初めての震度7を記録し、死者6434人、全壊半壊家屋およそ25万棟という甚大な被害となりました。
到着後、両陛下は、「兵庫津ミュージアム」で阪神・淡路大震災の特別展示を見学し、その後、被災経験のあと町作りや福祉活動などに取り組んできた関係者との懇談に臨まれる予定です。
16日は神戸市に宿泊し、17日は兵庫県公館で行われる「阪神・淡路大震災30年追悼式典」に出席されます。
両陛下は、これまでも節目の追悼式典に出席されていて、天皇陛下の出席は4回目となります。