島根県沖100キロで韓国漁船が転覆 2人が行方不明となり境海上保安部の巡視船「おき」が捜索 1人が船内から発見されるも死亡確認
22日未明、島根県浜田市から約100キロ離れた沖合で韓国漁船が転覆、乗組員の2人が行方不明となり、境海上保安部などが捜索しています。
第八管区海上保安本部によりますと、22日午前2時55分ごろ、韓国東海救助調整本部から「韓国漁船『BOKGIL HO(ポッキル号)』が転覆し、乗組員2人が行方不明になっていることから救助活動の協力を願う」と通報がありました。
漁船は島根県浜田市の浜田港から北北西に約100キロ離れた日本海で転覆していて、境海上保安部の巡視船「おき」が午前5時半ごろから行方不明者の捜索をしています。
漁船には韓国人3人、インドネシア人2人、ベトナム人1人が乗っていて、4人は僚船に救助されましたが、船長を含む韓国人の男性乗組員2人が行方不明になったということです。
捜索の結果、午前9時ごろ、転覆した船の中から船長の男性が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。