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事故の瞬間に衝撃… スタントマンが交通事故を再現 危険性を伝える自転車交通安全教室 鳥取県米子市

2024年7月2日 18:20
事故の瞬間に衝撃… スタントマンが交通事故を再現 危険性を伝える自転車交通安全教室 鳥取県米子市

7月2日、鳥取県米子市の中学校でプロのスタントマンが、身体をはって自転車事故の恐ろしさを再現。その危険性を警告しました。

米子市の尚徳中学校で開かれた自転車交通安全教室は、スタントマンによる交通事故の再現を生徒に見てもらうことで、自転車事故の危険性を感じてもらおうとJA共済などが開きました。

教室では、運転ルールやマナーを守らない自転車同士の衝突事故や二人乗り、携帯電話を使用するなど、さまざまな交通違反による自転車事故をスタントマンが再現していました。全校生徒228人全員が自転車通学ということで、あらためて事故の瞬間に衝撃を受けているようでした。

生徒
「すごく怖くて(事故になると) 自分もそうなるのではないかと思ったので、そうならないように毎日心がけて運転したい」

「日頃から気をつけていかないといけないなと思いました。みんなで声を掛け合って事故をなくしていきたいと思います」

米子警察署交通第一課 阿部一洋 警部補
「自転車を運転するということは、自分が加害者にもなるということもあります。ですので、しっかりと交通ルールを守っていただいて安全に自転車を利用していただきたい」

今年に入って鳥取県内の自転車による交通事故は、去年の同じ時期に比べ3件多い44件となっていて、1人が亡くなっています。また、2014年以降10年間の中高校生の自転車事故件数は、全体の4分の1に及ぶということです。

自転車事故防止に向けては、去年4月からヘルメットの着用が努力義務化されていると共に、交通違反者の罰則も年々強化されてきていて、より徹底した交通ルールの順守が求められています。