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市長「想定を重ねていく」 震災で発生する孤立地域の調査・木造住宅の耐震化を呼び掛け 能登半島地震の被災地には継続的な支援の方針 鳥取県米子市

2024年1月19日 17:59
市長「想定を重ねていく」 震災で発生する孤立地域の調査・木造住宅の耐震化を呼び掛け 能登半島地震の被災地には継続的な支援の方針 鳥取県米子市

能登半島地震の被害を教訓に今後の防災対策に生かします。鳥取県米子市の伊木市長は、孤立しやすい地域を調査するとともに、木造住宅の耐震化を呼び掛けていく考えを示しました。

米子市 伊木隆司 市長
「日頃から大地震で孤立しやすいような地形とか、道路状況とか、そういった地区は市内でどこなのか調査する。そうした想定は重ねていかないといけない」

このほか、伊木市長は能登半島地震で古い木造住宅の被害が多く出たため、鳥取県米子市にある木造住宅について、改めて耐震化を呼び掛けていく考えを示しました。また、能登半島地震の被災者支援については、職員の派遣だけでなく、避難者家族2世帯の受け入れをすでに行っていて、今後も被災状況に応じた支援を行うとしています。一方で、義援金の受け付けも始めていて、1月17日時点で、49万円余りが寄せられています。

こうした中、1月19日朝、鳥取県西部消防局では、能登半島地震の被災地に派遣されていた消防援助隊の隊員17人が、任務を終えて戻ってきました。

鳥取県西部消防局中隊 大谷裕司 隊長
「現場は非常に険しい厳しい状況でありました。被災者の皆さんは非常に疲弊しておられて、不安を大きく抱えられていると思います。皆さんの心の支えになるよう活動をこれからも続けていかないといけないと思っています」

鳥取県西部消防局では、現在、被災地に14人の隊員を派遣していて、今後も消防庁の要請があれば隊員を派遣するとしています。