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二十世紀梨をPRする「梨フェア」が開催 連休最終日でにぎわい 一方大雨で稲に被害も

2024年9月16日 18:40
二十世紀梨をPRする「梨フェア」が開催 連休最終日でにぎわい 一方大雨で稲に被害も

9月15日の夜9時半ごろに、島根県松江市で撮影された映像では、マンホールから大量の水が溢れ出ていました。

小田原安理 記者
「松江市では、先ほどから急に強い雨が降り出しました」

島根県松江市では、9月15日午後11時39分までの1時間に34.5ミリの激しい雨を観測。気象庁から「記録的短時間大雨情報」も発表され、降り始めからの雨量が西津田で69.5ミリとなるなど、各地で大雨となりました。

一夜明け、雨は収まりましたが、一部の地域では被害が―。

高井和代 記者
「大雨から一夜明けた松江市東出雲町です。稲が昨夜の雨によって、大部分が倒れてしまっています」

酒米の田んぼの稲が、大雨の被害を受けていたのです。稲は完全に倒れてはおらず、来週に控えた収穫に影響はないといいますがー。

田んぼの管理者
「雨だけだったんでまだ(大丈夫)。台風みたいに風も一緒に来ると、余計倒れちゃうんで。もうあんまり降らなくていいかなと。乾かないんで田んぼが。それも困る」

来週は、いよいよ稲刈り。再び大雨にならないことを祈りながら、稲刈り機を入れるための準備を進めていました。

一方、鳥取県鳥取市では連休最終日ということもあり、鳥取砂丘はにぎわいを見せていました。9月中旬にも関わらず高い気温になったことでー。

観光客
「馬の背の一番てっぺんまで行ったんですけど暑いですね。(ペットも)やられてますね」

また、鳥取砂丘にドバイの景色を見いだした人もー。

観光客
「ドバイ来ました~!ドバイと似たような感じですね、すごいきれいだし。海に映えてる砂の色とかきれいだなって思います」

「結構暑いですね、何も陰とかがないので」

そんな中、近くにある砂の美術館ではー。

砂の美術館 綿口和也 主任
「鳥取の特産の二十世紀梨の販売会、試食会をしています」

今年で4回目となる二十世紀梨をPRする「梨フェア」が開催されていました。鳥取市福部町の梨農園などが育てた、採れたての梨が登場しました。並んでいたのは、梨スイーツやジュースなど梨づくしの品々。梨の袋詰めが行われるとー。

袋詰めをする人
「これで1000円です」

「30個くらい(入った)」

梨の並んでいたカゴは、あっという間に空になっていました。

砂の美術館 綿口和也 主任
「大変喜んでいただいてます。砂丘は暑いですけど、梨を食べて涼やかな気持ちになっていただけたら」

9月14日から9月16日にかけて開かれた梨フェア。コロナ禍から復活した去年よりも来場者は多かったということで、今後も地域貢献のために続けていきたいとしています。