小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力調査が、4月18日、山陰両県の小中学校でも行われました。

このうち、島根県松江市の小学校では4月18日朝、国語の調査が行われ、児童たちは緊張した面持ちでテストに臨んでいました。この学力調査は、学力や学習状況を把握し、改善や充実につなげようと毎年行われています。

調査するのは、国語と算数・数学の2教科で国立・私立学校を含む全国の小中学校、約2万8000校で一斉に行われました。（対象児童生徒は約202万人）

過去の調査結果によると、小学校・中学校とも国語の学力は横ばい、算数・数学に関しては正答率が上がっていて、学力向上の傾向が見られるということです。

今回の学力調査の結果は、7月末に公表される予定で島根県教育委員会ではこれを基に授業内容を見直し、学力の向上を図ることにしています。