1ヶ月の間に2件のSNS型投資詐欺被害 1400万円以上を騙し取られる 島根県

島根県東部の60代の男性が1カ月の間に2件のSNS型投資詐欺に遭い、1400万円以上をだまし取られたことがわかりました。
島根県警によりますと、被害に遭った男性は今年1月上旬、SNSで知り合った女性とメッセージアプリを交換しやりとりをしていたところ、「投資しませんか」「私が紹介するアプリで動画広告を購入し、動画サイトにアップすれば利益がもらえる」などと投資話を持ちかけられ、男性は相手の指定口座に金を振り込み、女性の言う通り、動画広告をダウンロードして自らの動画サイトにアップしたところ、実際に収益があり引き出すことができました。
しかしその後、次第に動画広告の値段が上がり、投資した金額では足りなくなった分を複数回に渡り振り込み続け、およそ599万円をだまし取られたということです。
金融機関から指摘を受け、男性が警察に相談したところ、詐欺であることが分かり、さらに警察の調べでこれ以外にもSNS型投資詐欺に遭っていたことが発覚しました。
男性は去年12月上旬にもSNSで知り合った女性とメッセージアプリを交換し、メッセージ機能を通じて「投資アプリで簡単に儲けることができる」などと持ちかけられ、指示されるまま女性の指定口座に投資金を振り込みました。
その後も女性から「口座番号登録を間違えたので検証金が必要」などと連絡があり、指示されるまま複数回に渡って金を振り込み続け、およそ855万円をだまし取られました。
男性の被害総額はおよそ1454万円にのぼり、警察はSNSで友達申請があり、投資を持ちかけられた場合は一人で判断せず、詐欺を疑い警察に相談してほしいと呼びかけています。