中電「安全は確保できる状態」 国「運転停止などの必要はない」 島根原発2号機の安全性についての申し入れに回答 鳥取県
島根原発2号機
今年1月の能登半島地震を受け、鳥取県の平井知事などが中国電力や国に対し行った島根原発2号機の安全性についての申し入れに対し、このほど回答がありました。
能登半島地震では、志賀原発2号機の使用済み燃料プールの水が地震の揺れによって溢れるなどの被害が発生。これを受け、鳥取県などは国と中国電力に対し、島根原発2号機の安全性について申し入れを行っていました。
中国電力は安全対策工事は終盤で、安全は確保できる状態だと説明。また、国は「運転停止などの必要はない」と回答しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「安全だと政府は言い切っていますけど、言い切れる内容なのか、われわれとしては謙虚に見ていく必要がある」
鳥取県は専門家の意見を踏まえながら、安全性の評価について慎重に検討するとしています。
最終更新日:2024年8月19日 11:52