熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。実に107年ぶりに夏の甲子園で2勝をあげた島根県代表の大社高校は、8月17日、ベスト8をかけ、西東京代表の早稲田実業と対戦しました。

試合は1回裏に大社が先制するも、早稲田実業に6、7回と得点を許し、1対2とリードされ迎えた9回裏。大社は早稲田実業のエラーなどでノーアウト1、3塁とし、ここで9番・高橋のスクイズで2対2の同点。その後、サヨナラのチャンスを迎えますが、惜しくもサヨナラとはならず試合はノーアウトランナー1、2塁から始まる延長タイブレークへ。

延長10回は両校とも譲らす、無得点。迎えた11回、早稲田実業の攻撃を無得点で抑えた大社は、代打・安松(2年)が3塁線を転がる絶妙なバントで、ノーアウト満塁とし、最後はエース馬庭がサヨナラヒットを決め、3対2で劇的な勝利。93年ぶりのベスト8を決めました。

準々決勝は8月19日(月)の第4試合で鹿児島県代表の神村学園と対戦します。