実に107年ぶりの夏の甲子園2勝 島根県代表の大社高校がベスト16に進出
熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。初戦で春のセンバツ準優勝の兵庫県代表の報徳学園を破った島根代表の大社高校は8月15日、長崎県代表の創成館と2回戦に臨みました。
夏の甲子園で63年ぶりに初戦を突破し、長崎の創成館との2回戦に臨んだ島根の大社高校。3回裏に創成館先制を許すも、5回表に同点に追いつきます。
しかし、6回裏に大社は、ツーアウト2塁からセンター前ヒットやレフトエラーなどで1対3とされます。
その後、試合は進み終盤の8回表。大社はヒット2本でワンアウト1塁2塁とし、7番馬庭のあたりはショートゴロ。しかし、悪送球で2塁ランナーがホームイン。2対3と1点差。さらに1死2塁、3塁から8番園山がスクイズ。ついに同点に追いつきます。
試合は9回終わっても決着つかずノーアウトランナー1、2塁から始まる延長タイブレークへ。延長10回表、大社は6番の高橋蒼空のあたりはサードゴロ。しかし、サードの送球エラーで1点が入り、4対3。大社がこの試合初めてリードを奪います。なおもワンアウト2、3塁から8番園山がセーフティースクイズで5対3。
迎えた10回裏の大社の守り。送りバントの処理でミスが出てノーアウト満塁。創成館の1番山口のセカンドゴロの間に1点を返され5対4。なおも、ワンアウト2、3塁のピンチ。続く2番向段はセカンドゴロでツーアウト。そして最後はエース馬庭の渾身の一球に、3番小森山のバットが空を切り、三振でゲームセット。5対4で大社が勝利しました。
エース馬庭の115球の熱投でベスト16に進出。大社としては実に107年ぶりの夏の甲子園2勝となりました。
3回戦は8月17日(土)の第4試合で西東京代表の早稲田実業と対戦します。