お盆休みのUターンがピーク 飛行機や鉄道に台風7号の影響 キャンセル待ちや予定を変更する人も 鳥取県・島根県
お盆を山陰地方で過ごした人のUターンが始まっています。8月15日も空港などでは多くの家族が別れを惜しんでいました。その一方で、公共交通機関では関東に接近するとみられている台風7号の影響が出ています。
8月15日、鳥取空港にはお盆をふるさとや行楽地で過ごした多くの人の姿がありました。
帰省した人(子ども)
「ばあばのおうち。楽しかった」
観光客
「きのうのしゃんしゃん祭り。楽しかったですね」
「田舎の豊かさ。まったりできてよかったです」
それぞれのお盆休みを満喫した様子で、お土産コーナーでは、いつもより多くの人が品物を選ぶ姿も見られました。
一方で帰省客からはこんな声もー。
帰省客
「直撃ちょうど明日ね。とりあえず今日ギリギリ帰れればね、なんとかなるかなと思いますけど」
「16日に台風なので在宅勤務に切り替えたいなと思います」
16日から17日にかけて関東に接近する見込みの台風7号。15日の鳥取ー羽田間の便はすべて満席でしたが、全日空は16日の一部の便で欠航を発表。鳥取から羽田に向かう1便以外、そして羽田から鳥取に到着する1便と2便以外は欠航となります。
そのため、15日の鳥取空港では25人のキャンセル待ちや便の変更があったということです。17日以降の運航状況については、ホームページで確認することができます。
台風の影響は鉄道にもー。
8月16日は東京ー名古屋間で新幹線の運転が終日取りやめに。このため、島根県松江市のJR松江駅でも予定を変更する人などで窓口には行列が出来ていました。
旅行者
「帰るつもりだったんですけど急に飛行機飛ばなくなっちゃいましたよね。こればっかりは天候なんでしょうがない」
「名古屋まで帰るんですけど、上手いこと乗れるようにと思って」
一方で地元でゆっくり夏休みを過ごせた人も。
帰省した人
「ほとんど実家でダラダラ食べて過ごしてました。(実家は)黙っててもご飯が出てくるんで、そこはやっぱりいいかなと思います」
「結構家族のイベント、レジャーみたいなのがあって、サバゲーとかサップとか結構充実した5日間だったと思います」
JR西日本によりますと、Uターンのピークは8月15・16日ということですが、お盆の期間は旧型やくもを運行させるなど車両を増やしているため、席に余裕はあるということです。