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「ギャンブルや私物購入に」市議が約300万円を私的流用 家族が全額返済 4月30日付で議員を辞職 島根県雲南市

2024年4月30日 18:26
「ギャンブルや私物購入に」市議が約300万円を私的流用 家族が全額返済 4月30日付で議員を辞職 島根県雲南市

島根県雲南市議会の児玉幸久議員が、会派の積立金など約300万円を私的に流用したとして4月30日に議員を辞職しました。

30日付で議員を辞職したのは、雲南市議会の児玉幸久議員です。会派関係者などによりますと、児玉議員は、雲南市議会議員3人でつくる会派「雲南木鶏の会」で会計を担当していて、議会会派の積立金十数万円を私的に流用しました。

会派では、2022年2月から研修や懇親会などに使う費用を毎月1人3千円ずつ積み立てていて、積立金の支出に違和感を持った会派の議員が通帳を見せてほしいと児玉議員に要求。目的以外の引き出しなどがあったということです。また、昨年度まで会計を担当していた自治会の口座からも複数回にわたって金を引き出し、会派の積立金と合わせて約300万円を私的に流用していました。

日本海テレビの取材に対し児玉議員は「流用した金はギャンブルや私物の購入などにあてた。返そうと思って使ったが返せなくなってしまった。本当に申し訳ありませんでした」と話しています。

私的流用された金は、児玉議員の家族が全額返済したということです。児玉議員は30日、辞職願を議長に提出し議員辞職しました。

    • 日本海テレビNEWS NNN
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