若者のUターンや定住 産・官・学が一体となって促進 6月にもインターンシッププログラムなど計画 鳥取県鳥取市
若者のUターンや定住を促進します。鳥取市で産・官・学が一体となって取り組むための会議が開かれました。
鳥取市で行われたこの会議には、地域の学生や移住者のほか商工団体や教育機関、行政の関係者が出席しました。会議では、鳥取県の人口推移やUターンの現状などが報告された後、参加した若い世代が意見を述べました。
会議の参加者
「鳥取で活動する、自分はやれる、という経験を中高生の内から積んでもらえる。そのような機会を私たちが作ること」
出席者からは「経営者が直接現場に足を運ぶことの大切さに気付いた」、「全国の中で鳥取県がひとつのモデルを示すことが重要」などの意見が出ていました。
鳥取県 平井伸治 知事
「いわゆるZ世代という人たちの考え方や、問題関心がよくわかった。初等中等教育なども含めて、特徴ある人を育てられれば、納得感のある移住にもつながってくるんじゃないか」
この会議の事務局では、6月にもインターンシッププログラムなどの取り組みを始めたいとしています。