人気落語家が児童たちに落語を披露 “妖怪のまち”にちなんだ噺やなぞかけで会場を湧かせる 鳥取県境港市
11月24日、鳥取県境港市で真打の人気落語家による学校寄席が行われました。
落語を披露したのは、東京で活躍している真打の人気落語家・柳家権之助さんです。
この学校寄席は、鳥取県境港市内の2つの小学校で開催されましたが、このうち境小学校では、近くの公民館を会場に6年生に披露されました。寄席では、妖怪のまちにふさわしく「お菊の皿」という幽霊噺も披露されました。
真打落語家 柳家権之介さんの「お菊の皿」噺きかせ
「本当に大丈夫ね、本当に。なんだよ不細工な男じゃねーか。オレだオレオレ、オレだよお菊さん、あっち」
落語ライブを初めて見たという児童がほとんどで、会場は笑いに包まれていました。
児童
「初めて聞いておもしろかったです」
「思ったよりおもしろかった。これからももっと見たいと思いました」
真打落語家 柳家権之介さん
「(児童たちが)素直ですごくやりやすかった。落語は敷居が高いと思うじゃないですか、そんなこと思わずに落語は理解できる。難しくないと思って(落語会に)来てもらいたい」
この日は落語独特のそばなどを食べるしぐさのコツも披露され児童たちも楽しそうにチャレンジしていました。プライベートも合わせこれまで4回も訪れるほど境港市が大好きだという柳家権之助さん、「境港」にちなんだなぞかけも披露しました。
真打落語家 柳家権之助さん
「“境港”とかけて“お気に入りのTシャツ”と解きます。その心はまた着(来)たくなります」