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出雲地方では“神在月” 「神迎神事」で八百万の神々を迎える 島根県出雲市

2023年11月23日 14:56
出雲地方では“神在月” 「神迎神事」で八百万の神々を迎える 島根県出雲市

旧暦の10月が神無月ではなく神在月と呼ばれる出雲地方。

島根県出雲市にある出雲大社近くの稲佐の浜では、11月22日の夜、全国から八百万の神々を迎える神迎神事が執り行われました。

出雲地方では旧暦の10月を「神在月」と呼び、全国の神々が出雲大社に集まって1年間の縁結びなどを話し合うとされています。22日の夜に行われた神事では、海から訪れた神々を「神籬(ひもろぎ)」と呼ばれる榊に移す儀式を行いました。

その後、神々は、出雲大社の拝殿に移り歓迎の神迎祭が行われました。

訪れた人
「背筋が伸びる思いですね。来てよかったと思いましたし、いろんなことを大切にしながら日々頑張りたいと思いました」
「神秘的な感じがします」
「今年から新卒で看護師として働き始めたので、その仕事がうまくいくように願いながら見てました」

全国の神々は11月29日まで出雲大社に滞在し、その間、神在祭や縁結大祭などの行事が行われます。

最終更新日:2023年11月23日 14:56