弘前市がりんご生産の補助労働力不足を補うため行っている「農福学連携」の取り組みが評価され「ノウフク・アワード」の優秀賞を全国の自治体として初めて受賞しました。


「ノウフク・アワード」は国などが農福連携の取り組みを表彰するもので弘前市はグランプリ、準グランプリに次ぐ優秀賞を受賞しました。
市によりますとこの賞はほとんどが福祉事業所や農業法人が受賞しており自治体が受賞するのは全国で初めてです。

弘前市はりんご生産を補助する労働力確保の一環として2019年から農福連携の取り組みを進めてきました。

農業者と福祉事業所のマッチングのほか障がい者が働きやすい作業をまとめたマニュアルを作成、今年度からは特別支援学校の生徒なども農作業を体験する「農福学連携」に拡大しています。

★弘前市　櫻田宏　市長
「自治体としては初めての受賞ということでたいへんうれしく思っています」「今回の受賞を契機にしてさらにPRをして多くの方々に利用していただくまたは活用していただくとなっていければ」

市は持続可能な社会に向けて「農福学連携」をさらに進めるとしています。