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出荷の基準を上回る十分な糖度に 特産品「クレオパトラメロン」 3月以降の激しい寒暖差も生産者の徹底した管理で例年以上の玉太り 鳥取県湯梨浜町

2024年5月24日 17:45
出荷の基準を上回る十分な糖度に 特産品「クレオパトラメロン」 3月以降の激しい寒暖差も生産者の徹底した管理で例年以上の玉太り 鳥取県湯梨浜町

今年もこの季節がやってきました。じゅわ~っととろける白い果肉に爽やかな甘みがぎゅっと詰まった、鳥取県湯梨浜町の特産品「クレオパトラメロン」。5月24日にクレオパトラメロンの今年の出来を確認する査定会が湯梨浜町で行われ、生産者やJAの関係者などが集まりました。

9人の生産者が丹精込めてつくったクレオパトラメロン。さて、今年の出来はー。

生産者
「(糖度は)14.8度です」

3つのクレオパトラメロンを査定し、今年の平均糖度は14.8度。出荷の基準となる13度を上回る十分な糖度です。生産者たちも納得のいく出来に仕上がったようです。しかし、今年は苦労も多かったようでー。

生産者
「とっても不安定でした。寒かったり、暑かったり」

栽培には28℃が適温と言われているクレオパトラメロン。3月以降の激しい寒暖差で生育の遅れが見られたものの、ハウスの温度管理や水の量の調整といった生産者らの徹底した管理により、例年以上の玉太りになるまで育てることができたといいます。

湯梨浜メロン生産部 松本憲一 部長
「大自然の中で育て、そして日本海のミネラルを含んだクレオパトラ。その上品な味、爽やかな味、そういう大自然を味わっていただければ」

販売目標額は、594万円(昨年比+19%)。
5月27日から出荷が始まり湯梨浜町の直売所「ハワイ夢マート」やインターネットで7月上旬ごろまで販売されるということです。