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松江市の6時間降水量が観測史上最大 山陰地方の各地で大雨 道路が冠水し動けなくなる車も… 土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒 島根県・鳥取県

2024年7月9日 18:47
松江市の6時間降水量が観測史上最大 山陰地方の各地で大雨 道路が冠水し動けなくなる車も… 土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒 島根県・鳥取県

日本海に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となった7月9日の山陰地方。

小田原安理 記者
「こちら道路の奥を見てみますと、軽トラックが1台動けなくなって置き去りにされています」

いたるところで道路が冠水し、車が動けなくなっていました。島根県出雲市では、冠水したアンダーパスに浸かり車体の一部しか見えなくなってしまった車も。消防によりますと、高齢の男性が救助され軽傷だということです。

松江では6時間降水量(午後2時40分まで)が観測史上最大となる165ミリに、出雲市斐川でも観測史上最大となる161.5ミリを記録しました。(午後3時40分までの6時間)

松江市、出雲市、雲南市に土砂災害警戒情報が発表され、出雲市の1686世帯 4701人に避難指示が出されています。また、島根県と鳥取県の一部に大雨警報や洪水警報が発表されています。

雨は鳥取市でもー。

三ツ國陽介 記者
「午後1時の鳥取市です。ワイパーが追い付かないほどの雨が打ち付けています。前が非常に見えづらいです」

雨が強まる時間帯があり、9日昼前には鳥取県庁の避雷針に雷が落ちました。

大気の不安定な状態は、9日夜遅くまで続く見込みで、気象台では土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けています。

7月10日の昼間は一旦雨はおさまりますが、10日の夜から11日にかけて再び雨が強まる恐れがあり警戒が必要です。

※7月9日午後6時時点