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【菊祭り】“菊”の開花例年に比べ10日ほど遅れる 来場者「暖かったからね。でもすごいですよ良く育てられたと思って」 島根県出雲市

2023年11月7日 18:09
【菊祭り】“菊”の開花例年に比べ10日ほど遅れる 来場者「暖かったからね。でもすごいですよ良く育てられたと思って」 島根県出雲市

大きな花を咲かせる“菊”。島根県出雲市のしまね花の郷では「菊祭り」を開催中です。しかし、実は今年は菊の開花が例年に比べて10日ほど遅れています。

しまね花の郷岸  真 園長
「記録的な夏の猛暑によって菊の生育にも大変影響がでておりまして、菊づくりには大変な年だったと聞いています」

原因は記録的な猛暑。菊の生育に適した気温は18℃から25℃と言われていますが、今年は夏場の猛暑に加え10月を過ぎてからも気温が高い日が続きました。例年であれば11月のはじめには満開の状態の菊が見られますが、こちらでは未だに半分ほどが5分咲き、あるいは、つぼみのままです。それでも菊祭りを楽しみに訪れた人はー。

訪れた人
「暖かったからね。でもすごいですよ良く育てられたと思って」

花の郷では、菊祭りに合わせて珍しい品種を数多く用意。島根県出雲市の乙立町に自生する小ぶりな「乙立寒菊」や、開花したら4色の花が咲く「嵯峨菊」。普段は京都の大覚寺でしか見ることができませんが今回特別に展示が許されました。

いずれも満開となるにはあと1週間ほどかかりそうだということで、例年よりも長く菊の展示が楽しめそうです。

しまね花の郷の「菊祭り」は11月23日まで開催されています。