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「初選果だけれどもたいして(柿が)なかった」 特産品“花御所柿”夏の暑さの影響で出荷に遅れ 鳥取県八頭町

2023年11月15日 18:14
「初選果だけれどもたいして(柿が)なかった」 特産品“花御所柿”夏の暑さの影響で出荷に遅れ 鳥取県八頭町

秋が深まり、鳥取県八頭町特産の花御所柿のシーズンが到来しています。しかし今、柿の出荷に遅れが…。生産者を取材しました。

花御所柿を育てる会 石破光春副会長
「きょうは初選果だけれどもたいして(柿が)なかった」

鳥取県八頭町の特産品「花御所柿」。糖度が20度以上と、とても甘い品種の柿で例年11月中旬から出荷がスタートします。しかし、今年はある変化が・・・。

花御所柿を育てる会 石破光春副会長
「夏場の暑さによって色づきが非常に悪かったです。今年は特に遅いですね」

11月15日、今シーズンの初出荷日を迎えましたが、長く続いた暑さの影響でまだ柿の色づきが悪く、取材した農園では収穫ができていないといいます。このまま収穫が遅れると雪やあられ・ひょうが降った場合、成長した柿に傷などの影響が出てしまうこともあり不安が募ります。

花御所柿を育てる会 石破光春副会長
「ここの地形でしか取れない柿です。全国の皆さんに味わっていただきたいと思います」

柿シーズンのラストを飾る花御所柿。11月15日から出荷が少しずつ始まり11月末にピークを迎える予定です。