町で唯一のスーパーが生まれ変わって帰ってきた! 「エスマートわかさ店」オープン 鳥取県若桜町
町で唯一のスーパーが生まれ変わって帰ってきました。今年9月末に閉店した鳥取県若桜町で唯一のスーパー「トスク若桜店」が、11月28日「エスマートわかさ店」としてオープンしました。
今年9月末で全店舗が閉店した鳥取県東部のJA系スーパー「トスク」。そのうち、鳥取県若桜町と智頭町の2店舗については、鳥取市に本社がある「エスマート」が運営を引き継ぐとして準備が進められていました。
11月28日午前9時、「エスマートわかさ店」が開店。新しいスーパーの開店を心待ちにしていた町民が訪れ、買い物を楽しんでいました。
客
「僕らは車がないので、近くにあるのがよろしいですわ」
「結構品数がありますので助かります。魚と寿司も買いましたし、日用雑貨もですね」
「車の免許を返したんです。こっちの方がやっぱり近くでよろしいし、自転車でも来れるし大違いです、全然違いますな」
エスマートによりますと、「わかさ店」では従業員や店内の設備の一部は引き継ぎ、土地と建物についてはエスマートが町と賃貸契約を結んで店舗を運営していくということです。
鳥取県若桜町 上川元張町長
「待ちに待った開店の日を迎えることができて大変うれしく思います。店舗経営がしやすい環境作りを町としても取り組んでまいりまして、比較的早く開店していただけたというのは大変良かったと思います」
また、通常、エスマートの看板は鮮やかな赤色ですが、若桜駅が目の前にあるなど周囲の景観に配慮して、茶色を基調としたデザインにしたということです。
エスマート 寺谷淳社長
「丁度駅前でございますし、玄関口として本当にこの若桜町の台所として頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします」
鳥取県智頭町の店舗についても「エスマートちづ店」として12月中旬の開店を目指しているということです。