2022年1月に閉店した大型ショッピングセンターホープタウンを取得し事業を承継する会社が、跡地に大型デイスカウント店「メガ・ドン・キホーテ」を誘致し、来年5月末にもオープンを目指すと発表しました。

不動産関連会社ettoによりますと、デイスカウントストア大手のドン・キホーテと契約を合意したとしています。旧ホープタウンの建物を改修し、生鮮食品も揃えた地域密着型店舗を目指すということです。「メガ・ドン・キホーテ米子店」（仮称）として、来年5月末に開店を予定していてオープンすれば複数の専門店も併設する中国地方最大級の店舗になるとみられます。

米子市の中心市街地で39年間地域住民の暮らしを支えてきた旧ホープタウンの跡地に誕生することになったドン・キホーテは、鳥取県西部の商業地図もぬりかえ、今後のまちづくりにも影響を及ぼしそうです。

米子市 伊木隆司市長
「中心市街地の一角を成すあの場所が、改めて盛り上が っていけるよう本市としても出来ることはしていきたい」

旧ホープタウンの跡地では現在、着々と改修工事も進められています。ドン・キホーテ進出に周辺に住む人たちはー。

住人
「私（車の）運転も出来ないし、買い物には不便にしていましたので（開店は）本当にうれしいです」

「不便だったので、（店が）出来ることは良いことと思います」

「ドンキ、行きたいと思っていたので出来てうれしい。いろいろなものがあるので」

ホープタウンを取得し、事業を承継する会社は地域の再生に期待を込めます。

etto 山本昌範社長
「みんなが集まれる場所、そしてワンストップでお買い物ができる場所の実現に目指して参りました。みなさんが地域で快適に過ごせるような施設になればいいと思ってます」

旧ホープタウン閉店から2年近く経つなかで、今回進出することになったドン・キホーテ。商都・米子の復活や中心市街地の活性化に向けて期待とともに多くの人たちからの注目を集めそうです。