来年春のセンバツ高校野球大会について、島根県の21世紀枠推薦校に島根県大田市の大田高校が選ばれ、11月20日、伝達式が行われました。

高校球児の夢の舞台、春のセンバツ。来年春開催、第97回大会の21世紀枠・島根県推薦校に選ばれたのは大田市の大田高校です。20日は島根県の高野連（高等学校野球連盟）から大田高校野球部に推薦校選出の伝達式が行われました。

島根県の高野連は大田高校野球部の推薦理由に、選手11人・マネージャー4人という創部以来、まれな少人数で活動している点や実戦不足を練習試合を増やすことでカバーしている点などを挙げています。また、地元の子どもたちとの野球交流ボランティアを行い、学業と両立させていることも評価されました。

大田高校 野球部　安井煕一 主将
「今までの頑張りがこのような結果につながったことに関して、とてもうれしく思っています。今後はこの結果について決して慢心することなく、推薦校にふさわしい姿になれるよう努力していきます」

今後は12月上旬に中国地区5県の中で候補校を1校に絞り、来年1月24日に全国の各ブロックから選ばれた9校のうち2校が21世紀枠に選出されます。

なお、鳥取県は秋季県大会での戦いぶりなどが評価された米子西高校が推薦校に選ばれています。