鳥取市の占い業者が破産へ 高額セミナーの集客できず 負債額は6000万円 本店不動産など差し押さえ
鳥取市の占い業者「SAORI YAMAMURA ARISTOCRATS」が11月8日、鳥取地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。負債額は、6000万円に上るということです。
信用調査会社の帝国データバンクによりますと、山村沙織氏が代表を務める会社は、2016年設立。占いを中心としたセミナーやスクールを運営するほか、YouTubeなどに動画を投稿し広告収入を得ていました。ほかにもセミナーの受講者などへDVDや書籍を販売していたということです。
しかし、高額のセミナーの集客は振るわず、DVDなどの販売も伸び悩んでいたため、2022年2月には別会社を設立し、事業移管。休眠状態となっていましたが、2024年に入り本店不動産が差し押さえを受けるなど、資金繰りの悪化が表面化し、法的整理を図ることになりました。