世界的デザイナーの企画展「石岡瑛子Ⅰデザイン」がグラントワで開催 広告や映画など世界で幅広く活躍した石岡瑛子さんの1960年から80年代の作品約500点を展示 島根県益田市
広告や映画など世界で幅広く活躍したデザイナー、石岡瑛子さんの企画展が島根県益田市のグラントワで始まりました。
益田市のグラントワで12月14日から始まったのは企画展「石岡瑛子Ⅰデザイン」です。広告デザインや映画のポスター、衣装、さらに教科書の表紙など、幅広い分野で活躍した世界的デザイナー、石岡瑛子さんの1960年から80年代の作品約500点が展示されています。12月13日にはオープニングイベントの内覧会が開催されました。
石岡さんは多くの著名人ともタッグを組んだことでも知られ、マイルス・デイヴィスのレコードジャケットは代表作の一つとなっています。
”女性よ、テレビを消しなさい女性よ、週刊誌を閉じなさい”
角川文庫のポスターに使われたキャッチコピーです。こうした強烈なキャッチコピーも石岡さんの作品の魅力となっています。訪れた人は作品からあふれるメッセージを感じながら石岡さんの世界観を満喫していました。
訪れた人
「こんなにたくさんの仕事をしているというのを知らなかったものですから改めて感動しました素晴らしいですね」
「年代的にも私61年生まれなので、パルコの宣伝とか凄く身近に感じられてそれが実際にまとめて見られてよかったです」
作家・河尻亨一さん
「日本の広告ポスター史上輝く多くの傑作が見られる。何を考えながら瑛子がどういう思いで時代に何をメッセージしようとしてそれを作ったか、一歩奥の部分も知られる構成になってるのでこの機会に見ていただくといいと思う」
企画展「石岡瑛子Ⅰデザイン」は益田市のグラントワで来年2月24日まで開かれています。