経団連次期会長に日生・筒井氏―起用の理由は? 関係者
経団連は次の会長に、日本生命保険会長の筒井義信氏を起用する方針を固めたことが、関係者への取材でわかりました。筒井氏は現在経団連で副会長を務めています。
経団連関係者によりますと、起用の理由は「筒井氏は社会的視座を持って全体を見ることができる人。社会保障、税財政、エネルギーにも詳しい。これからの経団連を担っていくのに、ふさわしい」などと評価されたということです。
筒井氏は1977年に日本生命に入社し、2011年に社長に就任、2018年に会長職に就いています。
筒井氏の会長就任は、来年5月末の経団連の定時総会で正式に決定した後に6月1日からとなり、4年間任期を勤め上げる現在の十倉雅和会長からバトンを引き継ぐ形となります。