「こんな規模が大きいと思わなかった」 民家に植えられた“しだれ桜”見頃を迎える 島根県雲南市
3月28日には島根県松江で、3月29日には鳥取で開花発表がありました。一方、島根県雲南市では降り注ぐように咲き、春風に揺れている桜が見頃を迎えました。
島根県雲南市加茂町の多田納修二さんの家に植えられている「しだれ桜」です。昔から「段部のしだれ桜」と呼ばれていて、地域の人たちに親しまれています。樹齢は、300年を越え、高さ14メートル。枝張りは約20メートルあり、桜の枝は地面にもつきそうなほどに。
3月下旬に開花しはじめ、3月29日に見頃を迎えました。3月29日はさわやかな青空の下、桜を一目を見ようと大勢の人が訪れていました。
しだれ桜を見に訪れた人
「いいよね。元気をもらいます。樹齢300年でしょ?私らもそこまでは生きられないけど、頑張って仲良く遊びましょ」
県外から訪れた人
「こんな規模が大きいと思わなかったです。普通のご自宅のしだれ桜と聞いていたので、期待以上でよかったです」
多田納修二さん
「最近たくさんの花見をしていただく人がいらっしゃってるので、少しでも癒しになればいいのかなと思って、一生懸命育てないといけないと毎年この日を迎えてます」
多田納さんによりますと、「しだれ桜」は、3月30日満開を迎え、4月初めまで楽しめるということです。