【衆議院島根1区の補欠選挙】共産党が立候補者の擁立を見送り 立憲民主党の亀井亜紀子氏を自主支援で野党共闘を目指す 島根県
3月18日、日本共産党島根県委員会は会見を開き、告示まで1か月を切った衆議院島根1区の補欠選挙で、新人の村穂江利子さんの擁立を見送ることを明らかにしました。今後は立憲民主党の亀井亜紀子さんを自主的に支援し、野党共闘を目指していく方針です。
日本共産党島根委員会 上代善雄県 委員長
「自民党政治を終わらせたいという国民の思いに応えて、候補者を擁立せず一本化し自主的支援という形で亀井亜紀子さんの勝利のために全力をかけて戦いたい」
日本共産党島根県委員会は3月18日に会見を開き、衆議院島根1区補欠選挙への立候補を表明していた新人の村穂江利子さんの擁立を見送り、同じく立候補を表明している立憲民主党の元職・亀井亜紀子さんを自主的に支援することを明らかにしました。
会見の中で尾村利成副委員長は、自民党が派閥の政治資金問題などで厳しい局面を迎えている中、野党一本化を進めることが解散総選挙へ持ち込む道だと強調。日本共産党島根委員会は、これまで2017年と2021年の衆議院選挙でも、野党共闘の動きを進めていました。
そして、先ほど取材に応じた立憲民主党の亀井さんはー。
立憲民主党 亀井亜希子氏
「一対一で対峙できる戦いの構図ができたわけですから、自民党を利することがない構図ができたのでありがたいと思っています」
また、元財務省中国財務局長の錦織功政さんの擁立を表明している自民党島根県連は「どういう顔ぶれになろうが自民党なりに粛々と戦い抜きます」とコメントしています。
このほかに山口県在住の佐々木信夫さんも立候補を表明しています。衆議院島根1区補欠選挙は、4月16日告示、28日投開票の予定です。