ことし4月から指定管理者が不在となり、黒石市が直営で運営していた津軽こけし館です。
新しい指定管理者が決まり、半年ぶりにこけしの販売が再開されました。

きのうからこけしの販売が再開された津軽こけし館です。
訪れた人の注目を集めていたのは、市と東京銀座の老舗百貨店「松屋」が連携して開発した“ルビンのこけし”「フレンド」です。

★弘前から
「あっすごくかわいいというので3人で眺めていました」

★栃木から
「（こけしを）買うのが楽しみです」

また同じ敷地内にある津軽伝承工芸館では、軽食コーナーで麺類の提供が始まりました。
2つの施設は、新型コロナウイルス関連業務を巡る談合事件に絡む旅行大手が指定管理者を辞退したため、ことし4月から市が直営で運営していました。
このため、展示のみで営利活動ができませんでした。
先月、東京に本社がある「ウェーブ21」が新しい指定管理者に決まり、半年ぶりに物販や飲食の提供が再開しました。
今後は子どもが楽しめるコーナーなどを作りたいとしています。

★指定管理者ウェーブ21 西川諒 さん
「現時点ではオープンが間に合っていないものもあるんですけど　新しいものをしていきたい」

近くには紅葉の名所、中野もみじ山があります。
紅葉狩りでにぎわうシーズン前の再開で、観光客の受け入れも多くなりそうです。