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【2024衆議院選挙】青森県選挙区 各党かく戦う 有権者の声と選挙の意義は

2024年10月14日 19:59
【2024衆議院選挙】青森県選挙区 各党かく戦う 有権者の声と選挙の意義は

県内は選挙区を独占する与党が不記載問題で逆風のなか、議席を守れるのかが焦点です。野党側も超短期決戦で連携が崩れており、不安要素を抱えています。不記載問題などで逆風が吹く中比例を含め、4議席を守りたい自民党は、比例と1区の候補者を入れ替え全員当選をめざします。公明党とも連携し、組織戦を展開します。

★自民党県連 滝沢求 会長代理
「今まで以上に丁寧な戦い方が必要だと考えている 地方創生をしっかりと取り組みを進めていける その政党はどこなのか、しっかりと訴えながら4人の候補者、何としても死守させる」

野党第1党の立憲民主党は、1区と3区に独自候補を擁立。
社民党の支援も受け、選挙区の議席奪取をめざします。
また無所属で出馬予定の2区の候補者を、県連として支援します。

★立憲民主党県連 田名部匡代 代表
「候補者がそれぞれ魅力的ですので、そういう魅力を存分に発信してもらって、政治は変えることができるんだということを、国民の皆様にしっかりと受け止めていただけるようにみんなでワンボイスで伝えていきたい」

日本維新の会は3区に県内初の候補者を立て、議席獲得をめざします。

★日本維新の会 井上英孝選対本部長代行
「厳しい戦いにはなると思いますが、われわれとしては維新のスピリッツで、各政党との違いを際立たせて、県民の有権者の皆様に訴えさせていただく」

共産党は3区の候補者擁立を断念し、1区と2区の候補者が比例の候補者と連動しながら票の上積みを狙います。

★共産党県委員会 畑中孝之 委員長
「自民党政治と対決する野党として、大いに私たちの立場を訴えて党の躍進でこの情勢を切り開きたい」

国民民主党は党勢拡大をめざし、2区に県連代表が出馬予定です。

★国民民主党県連 金濱亨 代表
「国民民主党のこの減税政策が所得の低い青森県民にとっていちばん 今この物価高で物流コストも上がって所得低いのに、さまざまなコストが上がっていくというところは青森県民こそこの減税が必要だ」

選挙の意義は 県民の声

今回の選挙は「政治とカネ」の問題を受けた政治改革や、物価高騰などの経済政策などが大きな争点となる見通しです。

また人口減少が急速に進む地方の活性化に向けた対策も待ったなしの状況で、各党、各候補者の具体策が問われています。

★有権者
「最低賃金はあげてほしいですよね」
「大前提として(お金に)クリーンな方が選ばれてほしいなと思いますね」
「これからまだ子育てするんで、子どもに対してメリットある政策とかしてほしいと思いますね」
「青森市では仕事があんまりなくて若い人が出て行っちゃったりしていると 弱い立場に立って何か政策なりを考えてくれる方を応援したいと思っています」

一方、3年前の前回の衆議院選挙で青森県の投票率は過去2番目に低い52.93%でした。投票率の行方も大きな焦点です。

★弘前大学教育学部 蒔田純 准教授「新しい政権ができてすぐに行われる選挙で、そういう意味で今後数年の日本の政治の基本的な枠組みを決める極めて重要な選挙です。有権者の皆様には重要性を強く認識をしていただいて、ぜひ投票所に足を運んでいただきたい」「政策面においては、人口減少や少子高齢化に伴う経済の停滞など、こうしたことがらに今後数年だれがどの政党が先頭に立って対処するのか、これを決めるという意味でもひじょうに意義の大きい選挙」

候補者には青森県が抱える課題を踏まえ、具体策をわかりやすく訴えることが求められ、有権者はそれを見極めながら1票を投じることが大切です。

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