衆議院の解散から一夜明け事実上の選挙戦が始まりました。青森1区でも候補予定者が超短期決戦に向け走り出しました。

自民党の前の議員　津島淳さんは各業界の支援団体を集めた県連の会議に出席。7年ぶりの選挙区での戦いに向け組織固めを進め、政治の信頼回復や成長と分配の好循環の実現を訴えました。

★自民党・前職　津島淳さん
「野党の皆さんの中には分配重視、分配さえすれば良いのだと　分配をするために確かな成長があってその果実があってこそ分配がなせる訳で　職域の皆様のそれぞれの力が必要だ」

立憲民主党の元議員　升田世喜男さんはほぼ毎朝行っている街頭活動からスタートしました。世襲や裏金問題を厳しく非難し政権批判票の受け皿となるべく声を張り上げました。

★立憲民主党・元職　升田世喜男さん
「自民党を思うならば今回は愛のムチ愛のムチで自民党以外の候補に投票する　政治のおごりを正す自民党のおごりを正す」

共産党の新人　斎藤美緒さんはさっそく党の比例の候補予定者や県議・市議と連動して街頭に立ちました。東アジアでの外交の努力や安保法制廃止など党の政策を訴えました。

★共産党・新人　斎藤美緒さん
「平和の枠組みこの地域でも作っていくこの青森1区で風穴開ける戦いをして戦争する国づくりストップそのために頑張る決意申し上げて解散にあたっての訴えとします」

衆議院選挙は今月15日に公示27日に投票が行われます。

一方、県警察本部は衆議院選挙の選挙違反取締本部をきょう設置しました。本部と17の警察署あわせて1,244人態勢で取締りを強化します。

★捜査二課　土岐博紀次長
「取締りにあたっては現金買収等悪質な違反を見逃すことなく関係機関と連携しながら選挙の公正の確保に努めて参ります」

県警察本部によりますときょう正午までに事前運動での警告はなく、引き続き悪質な違反に目を光らせます。