東京・飯田橋の県産品販売拠点「あおもり北彩館東京店」 都市再開発事業で来年閉店
首都圏での県産品販売の拠点となっているアンテナショップが来年7月に閉店します。青森県を発信する拠点がなくなってしまうのでしょうか。
★宮下知事
「建物自体が都市再開発事業によって使えなくなるということで、とりあえずいったん閉店するということで決まりましたのでご報告申し上げます」
来年7月末で閉店するのは東京都千代田区にある県のアンテナショップ「あおもり北彩館東京店」です。農林水産物や地酒などの県産品を首都圏に販売するほか、観光情報を発信する拠点として2002年にJR飯田橋駅近くにオープンしました。年々来店者数が増え昨年度は1年間で8万7,000人以上が訪れていました。東京都の都市再開発事業で範囲に含まれるためです。きょうも多くの買い物客が訪れていましたが、閉店の決定を惜しんでいました。
★首都圏の利用客
「困りますね」「青森の物産だけ置いてるアンテナショップってそんなに無いじゃないですか」「残念ですね」「(また)都内でやってほしい」「ちょっと残念な気持ち」「再開発が落ち着いたらまたお店再開してくれたらうれしいんですけど」
県によりますと東京には35道県がアンテナショップを置いています。
★宮下知事
「物産というところでいくとこれだけECサイトインターネットの販売、ふるさと納税という新しい市場もできて 22年前とは大きく変化している 様々な方々のご意見を聞いて作るなら、いい物を作っていきたいと思います」
宮下知事は引き続きアンテナショップは必要としたうえで、来月から検討委員会などによる現店舗の分析を行い、今年度中に新しい拠点の機能や場所などについてとりまとめるとしています。