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新米流通し品不足は解消されるが依然として高値続く まだまだ厳しい“出来秋”

2024年9月30日 17:56
新米流通し品不足は解消されるが依然として高値続く まだまだ厳しい“出来秋”

新米が県内の産直施設などでも並び始めました。依然として高値ではありますが、品不足は解消されつつあり一部の店舗では購入制限も解除されています。

★青森放送 木下玲斗
「こちらの直売所のお米コーナーには今年度産の新米が数多くの並んでいます」

青森市羽白にあるJA青森あすなろ直売センターです。今月19日から「はれわたり」の新米が入荷しました。店頭での販売価格は5キロあたり税込み2,600円と去年を800円上回る価格となっています。担当者によりますと米の収穫量が多く今後も安定した供給が見込めるということです。

★米を購入した客
「高いです ほんとうにびっくりしました 自分の生活守らないとだめだ…」
「スーパーだと10キロで7,000円くらいかちょっと安い」

★木下玲斗
「こちらのお店のお米コーナーにも県産米がたくさん並んでいまして品薄感が解消されているのが分かります」

青森市のドラッグストア「メガ東青森店」では今月20日に今シーズン初めて新米が入荷しました。店頭販売価格はいずれも5キロで「はれわたり」が税込み3,543円、「まっしぐら」が税込み3,510円と去年より1.5倍程度高くなりました。ただ以前は1家族1袋までとしていましたが、十分な入荷があるため現在制限はないということです。

★買い物客
「品薄感が無くなって安心しております」
「この乗りでいけばお値段も安定すれば少しは買いやすくなると期待しています」

今後に関しては…

★メガ東青森店 石田卓也店長
「今後も新米が入荷していく予定でいますので様々なお客様に渡るように努力して参ります」

ようやく解消し始めたコメの品薄。ただ価格の高騰はしばらく続きそうで、消費者にとってはまだまだ厳しい“出来秋”です。

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