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史上最速で昇進 新大関・大の里が“第2の故郷”で市民と交流 中学・高校を過ごした糸魚川市へ 《新潟》

2024年9月30日 19:23
史上最速で昇進 新大関・大の里が“第2の故郷”で市民と交流 中学・高校を過ごした糸魚川市へ 《新潟》

新大関を目当てに3000人が集まりました。大相撲の秋場所を制し、史上最速で大関に昇進した大の里が中学と高校時代を過ごした糸魚川市に凱旋。イベントに参加しました。

糸魚川駅のホームに集まった大勢の人。

海洋高校出身の力士が描かれたラッピング列車に乗って登場したのは“史上最速”で大関に昇進した大の里です。

糸魚川市への企業版ふるさと納税を活用してつくられた、この列車。車体に描かれている大の里はちょんまげ姿ですが“大銀杏”が結えるようになったり、横綱になったりすれば新たなデザインに進化するといいます。

〈大の里 関〉
「この電車が2年間走るということで、また僕もさらに進化を重ねて、上へ上へと頑張っていって、この電車が進化できるように頑張るので、みなさん応援のほどよろしくお願いします」

ラッピング列車はえちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインを2年間走ります。

その後、市内の道の駅で行われたイベントにも参加。新大関を目当てに3000人以上が集まりました。

大の里が手を振ると…

「わー!」

この歓声。

大の里は子どもたちとサクラの木を植樹。

〈子ども〉
「緊張しました。大きかった」

さらに、モチを振る舞い、会場を盛り上げていました。

〈子ども〉
「大関に会えてうれしいです」

市民からは、こんなお願いも…。

〈地元の人〉
「糸魚川市内からお嫁さん持っていってください」

〈訪れた人〉
「かっこよかったです、こんなかっこいいとは思わなかったです」
「こうやって大関が誕生するのはとてもめでたいことだし、これからも頑張ってほしいです」
「みんなが元気になるような力強い相撲を期待したい」

“第2の故郷”で英気を養った大の里。次の九州場所に向けて決意を新たにしていました。

〈大の里 関〉
「本当にたくさんの人が集まってくれるというのは予想だにしなかった。糸魚川に来て短い時間でしたけどゆっくり休むことができてリフレッシュすることができた。また切り替えて稽古して、九州場所に向けて頑張りたいと思いますので引き続き応援よろしくお願いします」

糸魚川市では今後、海洋高校出身力士のファンクラブを立ち上げる予定で“相撲のまち”としてPRしていくということです。

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