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全国で起きているコメの品薄状態が青森県内のスーパーにも影響 この状態はいつまで続くのか

2024年9月2日 19:30
全国で起きているコメの品薄状態が青森県内のスーパーにも影響 この状態はいつまで続くのか

全国で起きているコメの品薄状態が県内のスーパーなどでも見られています。どうして品薄になっているのか、この状態はいつまで続くのか取材しました。

★青森放送 能代谷俊朗
「青森市のこちらのスーパーではお米売り場に商品が無くなってしまっています」

青森市の「スーパー福や大野店」。県産米コーナーに白米の袋はなく、「1家族1袋まで」と販売を制限しています。

★買い物客
「どこ回っていても何もなくて 今(家に)ないのさ」

店によりますと先月下旬ごろから品薄状態が始まり、注文した半分ほどの量しか納品されない状況ということです。

★買い物客
「最近コメが不足しているみたいな感じで」
「いつもはここでもすごい積まれているけれどきょう見たら少しもなくて」

農林水産省によりますとことし6月末現在の民間在庫量は前の年に比べて41万トン少ない156万トンと1999年以降最低水準でした。去年の記録的な猛暑による品質低下と、収穫量の減少が主な要因としてあげられています。
きょう時点では県内の大手スーパーでも品薄状態が見られています。背景についてコメの集荷や販売を行う団体は。

★県米穀集荷協同組合 齋藤猛専務
「首都圏にいる青森に親戚がいる方などが向こうではコメがないから少しでも送ってもらえないかというので県内のスーパーの方もコメが急に売れたとか インバウンドでこれで相当のお客さんが来ているのでどんどん消費に使われたのではないかと」

ただ今後は徐々に解消されるとして冷静な対応を求めています。

★齋藤猛専務
「ことしのイネは今のところ本当に順調に育っていますし 昨年よりは量的には取れると思っています 徐々に県内の刈り取りが始まっていけばスーパーの方には徐々にコメは並ぶということです消費者の方もそんなに焦ってまとめ買いとかなくても大丈夫だと思います」

今月下旬からは県内でも新米が流通し始めるということで、品薄の解消が期待されます。

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