煮干しなどの原料になるセグロイワシ36トン水揚げ! 八戸港で唯一の小型巻き網漁船が2年ぶりに操業
八戸港で唯一の小型巻き網漁船『成進丸』船団が2年ぶりに前沖で操業し煮干しなどの原料になるセグロイワシを水揚げしました。
成進丸船団はきのうから八戸前沖で操業を始め、2日目のきょうセグロイワシと呼ばれる「カタクチイワシ」を36トン水揚げしました。成進丸船団は去年5月、八戸市の水産会社から宮城県の漁業会社が運用を引き継ぎました。初日は27トンのうち7トンが煮干し用に、きょうは他の魚が多く混ざっていたため大半が冷凍用と生き餌に回りました。入札の結果10キロ当たり500円から300円とまずまずの価格で取引されました。
★成進丸船団 大山清見アドバイザー
「反応のわりに(網に多く)入っていた(魚の)カタはよいと思っているんだけれど(煮干しの)加工屋さんはどう見るか まずよいカタだよ シケでもこなければ(前沖での漁は)続くんじゃないか」
八戸港を拠点としたセグロイワシの巻き網漁は12月まで続き 地元の煮干し製造業者に貴重な原料を供給します。