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【衆議院選挙】序盤の情勢分析 青森1区と3区は自民と立憲、2区は自民と無所属の候補が接戦

2024年10月17日 18:37
【衆議院選挙】序盤の情勢分析 青森1区と3区は自民と立憲、2区は自民と無所属の候補が接戦
今月27日に投票が行われる衆議院選挙について、NNNは読売新聞と世論調査を行い独自の取材も加えて序盤の情勢を分析しました。青森1区と3区は自民と立憲、2区は自民と無所属の候補の接戦となっています。NNNと読売新聞は共同で、おとといからきのうにかけて世論調査を行い、県内の有権者2,419人に回答してもらいました。

まず投票に行くかどうか聞いたところ「必ず行く」が69%で「なるべく行くつもり」を含めると9割以上が投票に行くとしています。

調査結果に取材を加味し選挙戦序盤の情勢を分析すると、1区は自民党の津島淳さんと立憲民主党の升田世喜男さんが激しく競り合っています。

津島さんは自民・公明支持層の7割以上を固めています。

升田さんは立憲支持層の9割を固め無党派層の3割にも浸透しています。

共産党の斎藤美緒さんは党支持層の8割以上を固めましたが広がりを欠いています。

青森2区は自民党の神田潤一さんと無所属の松尾和彦さんの接戦となっています。

神田さんは自民支持層の6割以上をまとめ公明支持層の7割を固めました。

立憲の支援を受ける松尾さんは立憲支持層の6割をおさえ、無党派層の支持でやや先行しています。

国民民主党の金濱亨さんは国民支持層の7割を固めました。

共産党の久保将さんは苦戦しています。

青森3区は自民党の木村次郎さんと立憲民主党の岡田華子さんの接戦となっています。

木村さんは自民支持層の7割を固め公明支持層の6割をまとめました。

岡田さんは立憲支持層の8割以上を固めたほか共産支持層の6割、無党派層の3割に浸透しています。

日本維新の会の長坂淳也さんは支持拡大に全力を挙げています。

無所属の其田寿一さんは苦戦しています。

ただいずれの選挙区も2割から3割が投票先を明らかにしておらず、情勢は流動的です。
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